平和公園を自転車で走行中、裏返しになっていた側溝のふたに引っかかりけがをした男性が広島市に損害賠償を求めた裁判。
広島地裁は市に215万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
判決文などによりますと広島市に住む男性(74)は3年前、平和公園内の市道を自転車で走行中、裏返されていた側溝のふたにタイヤがひっかかり転倒。
頭を強く打つなどけがをしました。
男性は市道の管理に問題があったとして、広島市に320万円あまりの損害賠償を求めていました。
17日の判決で広島地裁は「通常有すべき安全性を欠いており、管理に瑕疵があったというべき」などとして市の管理責任を認め、市に約215万円の支払いを命じました。