舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』製作発表会レポ

世界中のファンを熱狂させたハリー・ポッターシリーズ8作目となる、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』 が、今年7月8日に日本オリジナルキャストにて開幕。
本作は、ハリー・ポッターシリーズの原作者である J.K.ローリング自ら原案を練り上げ、「家族、愛、喪失」をテーマにハリー・ポッターの19 年後の新たなストーリーを舞台化した作品。ハリー・ポッターの世界観を忠実に再現した舞台空間や衣裳、目の前で飛び交う魔法の数々、独創的で心躍る音楽など劇場で体感するすべてが、 観客を魔法の世界へ。ローレンス・オリヴィエ賞やトニー賞を含む 60以上の演劇賞を受賞した本作は、世界では7都市目、アジアとしては初上演。父親となったハリー・ポッターを演じるのは、藤原竜也、石丸幹二、向井理のトリプルキャスト。
さらに、製作発表はTBS赤坂ACTシアターの舞台上にて。世界5都市で上演中の本作の製作発表が舞台上行われるのは世界でも初めてとのことで、この作品のために生まれ変わった劇場もここで披露された。舞台上はすでに「ハリポタ」の世界、中央にあの時計、公演が近いことを実感させる。
まず、MCより、作品の解説があり、キャストが登壇する前にTBSの佐々木卓社長とホリプロの堀義貴社長より挨拶があった。
まず、TBSの佐々木卓社長より「アジアで初めて、ホリプロ様と一緒にお届けできること、嬉しく思います」と挨拶。続けて、NYとロンドンで観劇したそうで「魔法が実現するところ、演出、お芝居、とても驚いたことを覚えています。最強のキャストの皆さんが揃いました。世界中からスタッフが揃いました」また、劇場近辺が魔法の世界になるとのこと。駅の階段まで!そして「ご家族で!」とのこと、ハリーの19年後、息子がいるという設定、家族での観劇にうってつけだ。「その子供が大人になってお子さんを連れてみに来てくださる、こんな素晴らしい魔法の世界があるんだと…期待しております」

それからホリプロの堀義貴社長より挨拶「海外のスタッフと日本のスタッフが一緒になって、今、稽古真っ最中です。英語、ドイツ語、そして三つ目の言語として日本語で上演されるのが東京の公演です。公演を発表したのが2020年2月13日」と語る。それから、あっという間にコロナ禍が始まってしまったのは周知の通り。オーデションはリモート、それを経てキャストが決定した。そして「無期限ロングランです」と。まだ、コロナ禍は終わっていないがすでに9月までの公演チケットは完売しているそう。「物語の世界に没入するようなびっくりするような世界」と今回の舞台をアピール。最後に「この作品が長く続いて子供たちや大人たちに魔法の世界を届けられることを願っております」と力を込めて。
それから登壇したのは、厳しいオーデションをくぐり抜けてきた面々。ハリー・ポッター役の藤原竜也、石丸幹二、向井理、ハーマイオニー・グレンジャー役の 中別府葵、早霧せいな、ロン・ウィーズリー役のエハラマサヒロ、竪山隼太、アルバス・ ポッター役の藤田悠、福山康平、スコーピウス・マルフォイ役の門田宗大、斉藤莉生、マクゴナガル校長役の榊原郁恵、高橋ひとみ。

まず、演出舗のコナー・ウィルソンより
「(稽古について)大変素晴らしい時間を過ごしています。6週間で(私は)この方々から多くのことを学んでおります。大変誇りに思っています」とコメント。開幕に向けて稽古が順調かつ熱く進められていることが垣間見える。

ハリー・ポッター役の3人より。
藤原竜也 「(稽古は)4月の頭から始まりました。コナーさんはじめ、優秀なスタッフに囲まれてしがみついています。日本の通常の演劇の場合はそろそろ幕が開く時期、ありがたくもプレビューも1ヶ月、時間を取っていますので、理想とするハリー・ポッターを完成させるべく、もう一踏ん張り、共に走りながら。昨日、初めて劇場に入ったんですけども、皆さんの感動を一足先に味わいました。さらに次のステップのために、今日から!また稽古を頑張ります」

石丸幹二「オーデション前にNYで観ました、『こんなにお客さんが盛り上がるショーがあるんだろうか』と。稽古をして感じたことはスタッフの力強さとレベルの高さ。彼らの力を借りながら、稽古に臨んでいるところ。開幕したら、これは日本でも大ブームになるんじゃないかと。会場に入って終わるまで、一瞬で魔法の世界に飛び込むようになっています。それを表現できるようにしていきたいと」

向井理「1ヶ月以上の稽古、稽古期間はいくらあっても足りないぐらい。チーム一丸となって、一人ずつ自己紹介したりとか、コミュニケーションが取れて非常にいい状態。演劇としては魔法という大きなテーマがあります。19年後の世界、生身の人間として劇場に立っていられるようにお芝居もしっかりと。1回、2回じゃわからないたくさんの仕掛けがあります。細かい部分まで観ていただけたら」

それからオーデションに受かった感想など。
アルバス・ ポッター役の2人より

藤田悠「めちゃめちゃ緊張しています。大学から学生演劇をやっていました。もう周りは『えーーーーー』って。学生で演劇を頑張っている人を後押しできるように。作品自体すごく面白い、期待に応える以上のものを出したい…緊張しています…」

福山康平「普段は、電話だったりメールだったりで教えてもらうことが多いですが、今回わざわざ家の前まで来て伝えてくださいました。家族、友人、本当にガッツポーズしたり、涙を流して喜んでくれたり。同級生たちがわざわざ観に来て来てくれることになっています。素晴らしい環境の中で出来るのでいいものを届けたい、稽古を頑張っていきたい」

スコーピウス・マルフォイ役の2人より

門田宗大「母親に『おめでとう』と言われて…でも『私があなたに貸したお金を返せるね』と現実に引き戻されました(笑)。舞台では、そんな現実を忘れるくらい素晴らしい世界観に入り込んで!精一杯頑張ります」

斉藤莉生「北海道で演劇やってました。先生や同期の友達がお祝いしてくれました。小さい頃、家族で『ハリー・ポッター』の映画を観に行ってました。自分がその世界の一員になれる、すごい盛り上がって喜んでくれました。稽古始まるまで現実感がなかった。皆さん、優しくって少しでも成長できたら、一生懸命稽古に取り組んでいます」

また、『ここが普通の舞台と違う!』というところについて。

マクゴナガル校長役の2人より

榊原郁恵「スタッフの物凄い愛!アジアでは日本が初めてですが、この作品が好きで、この素晴らしさを伝えたい、すごい愛を感じます。優しさを感じました。昨日(劇場に)初めて来ましたが、『お客様と同じ気持ちで舞台に入ってきてください』と言われてスタッフさんに一瞬にして魔法をかけられました。『この感動をステージの上で皆さんにお伝えしましょう』と。この感動を私たちがステージの上で皆さんにお伝えしたい、肌で感じました。スタッフさんたちの愛を受け止めて、皆さんにお伝えできる、そんな舞台です」

高橋ひとみ「オーデションから今日まで毎日が夢のようでワクワクドキドキしています。毎日が幸せです。昨日もびっくりするような魔法をたくさん見せていただき、本物の魔法が観れて!本当にワクワクしています、この歳になってまだ、ワクワクドキドキするような体験をさせていただけるのは幸せです。命ある限りここにいたいなと思わせてくれる舞台。マクゴナガル校長として皆さんの母のように安心していただける存在になれるように」

ハーマイオニー・グレンジャー役の2人

中別府葵「スケールの大きさ、ここを専用劇場に変えてしまうっていうのもそうですが、セットも演出も観たことのないものばかりです。無期限ロングランということもそうですが、作品に携わっている人の数の多さ、これほどの作品を日本でやる…なかなか出会えないこと、日本中の方にこの作品を観てほしいです。幸せです」

早霧せいな「すごいなと思うことは驚きの数です。稽古始まってから、特に魔法の数、演出も素晴らしいし、客席で観て驚くイメージ、その驚きを間近で観れて…何度見てもフレッシュな驚き。それにどう応えていくか。客席で観て驚くイメージ、お客様と同じ驚きを体感できることが本当に楽しみです。ブラッシュアップしてこの体験を皆様にお届けできるように」

ロン・ウィーズリー役の2人

エハラマサヒロ「影響力の大きさ!!ですね!普通だと『あ、出るんですね』と。『おめでとうございます』っていう書き込みが多いんですよ。ツイッターも倍きました。『ロンがエハラって、まじうける』スタジオでも滑っていたので、うけてよかったなと(笑)。藤原竜也さんは基本的に稽古場で僕がすべるたびにニヤニヤしています(笑)」

竪山隼太「皆さん、おっしゃってましたけど、モチベーションの高さ!皆さん、誰かが代わりに入れるように、ずっと稽古してる。ある子が急に『やってください』って言われると完璧に!演じられて!稽古場で拍手!素敵なカンパニーだな、かっこいいなと思います」

キャラクターの印象について

石丸幹二「映画で見てきたイメージがすごく強い。でも19年経って、台本を見たらハリーが大人になっているんですよ。子供も3人いて、企業戦士バリバリなんですよ。こんな現実的なことが起こるんだなと。子供が思春期、この子供と向き合えないお父さん。我々の実体験にもつながっていく、そんなハリー、演じるのをどうするのか、一筋縄ではいきません、我々、3人がどう演じるのか楽しみにしてください」

早霧せいな「ハーマイオニーは責任感が強い女の子。19年後に大人になって、ロンと結婚して二人の子供がいて、魔法大臣として信念と正義感がより深く、強くなっています。責任感もプラスされているのでは?今回登場する女性は強い人ばかり。強さの質は違いますが、信念のある、正義感たっぷりの女性を演じていけたら」

エハラマサヒロ「ロン・ウィーズリーは子供の頃からお調子者でユーモアのセンスもある、天然な部分もある、雰囲気をいい意味で緩和させるというようなキャラクター。19年経ってもその根本は変わらない。子供、妻、家族を愛し、みんなを笑わせようと。世界中で愛されているキャラクターなので、そのまま観ていただけたらと思ったのですが、世界中にファンがいるので、そのイメージを崩したらあかんなと、12キロ痩せました!皆さんの本気度がすごいので、負けられへんなと。でも海外のロンの方、めちゃくちゃデカかった(笑)、とはいえ、皆様のロン像を崩さずに」

登場する魔法の中で使ってみたい魔法は?

藤原竜也「なかなか言いづらい(笑)…やっぱりエクスペリアームスとか。そうですよね?(ここで、コナー・ウィルソンの方を向くが『むしろ教えてください(笑)』と切り返される)いろいろな使い方があって非常に面白い、ぜひ注目していただきたいです。稽古場ではできない、より本番に向けた精度が高い稽古をしています。初めて劇場に入り、 皆様よりも一足早く劇場空間に感動させていただきました。この舞台のテーマである光を入れるということも含めて、僕らは非常に暗く大変な時代を共有してきました。『ハリー・ポッター』という作品が光を入れてくれたらと」

向井理「演出的には扉を開けるアロホモラ。扉を開けるの魔法ですけども、(日常でも)扉っていっぱいあって1日何回も使うタイミングがあるなと思って、これが一番いろんな方にとっていいなと」

ここでコナー・ウィルソンより「透明になる魔法などもうちょっと大きい夢を見た方がいいんじゃないかな(笑)」とダメ出しが(笑)

また無期限ロングラン公演ということで、何かしていますか?という質問。

榊原郁恵「ロングランの経験はないですので、模索中ですが、まず、食べる!食べることは大切ですね。お手軽なのは焼き鳥かな?タンパク質は大事なので。60代でロングラン挑戦というのは!途轍もない!!皆さんのパワーに乗せられてここまでやってきました。自分ができることを、穴を開けることなくいい状態で出ることが自分の一番のテーマ」

高橋ひとみ「稽古場の最初のウォーミングアップから、 『え?こんなに!?』と思いましたが、 3日目から自分の体が変わっていくのがわかり、 今からでも頑張れば体が応えてくれるんだと思いました。大地に足がついている!というぐらいです。毎日、やっています」

そのほか、質問がいくつか。
言える範囲内での見どころについて

藤原竜也「仕掛けではないですよね?(とコナー・ウィルソンの方を向き、『全部本物です』、そこが見どころです)

石丸幹二「魔法三昧なので、いろんな魔法、すごくテクニカルな魔法もあり、アナログな魔法もあります。そのどれもが見どころです。気に入ってるのは『変身魔法』。説明できないのですが、ぜひ見てほしい、人が変わります。面白いですよ」

向井理「いっぱいありすぎて、数分に1回、魔法やイリュージョンがあります。劇場全体、どの席にいても体感できるイリュージョンがあります。ある瞬間が来たら、そうなります。映像では絶対にできない、舞台ならでは。これが印象的です」

またロングランで準備していることは?の質問。

藤原竜也「ムーヴメントの方がいらっしゃるのですが、朝、チームごとに30分、しっかりとした身体的なトレーニングをほぼ毎日やります。それで僕の1日は終わったというか…そのあとに「通し稽古を」と言われた時、この人は一体何を考えているんだろうと(笑)」

石丸幹二「以前所属していたところが、ロングランをやっている劇団で…ちょっと思い返してみましたが、やはりしっかり食べて、しっかり寝て、健康な体を維持すること。それが乗り切る秘訣だと思っています。年齢はこんなになってきましたけども、より元気になれるように」

向井理「皆さんおっしゃってる通り、朝一番最初にやるトレーニング。ヨガであったりとか、コアを鍛えるトレーニングをやるんですが、それがもう汗だくになるぐらい、毎日やっています。改めて何か自分で何かをやることはなく、毎日ちゃんと必死にやることで、どんどん積み上げられていると思います。あとは、健康のためにアミノ酸を差し入れしてます」

また、オーデションなどのことを振り返って、ということで

藤原竜也「長い期間…1、2年ぐらいビデオのオーディションから始まって。オーディションどうなったんだろうというふうに思いながら過ごしていました。そのあと、本国からスタッフが来てくださって、対面式のオーディションに。自分自身、過度な自信もありませんでしたし、コナーさんはじめスタッフに言われたことに必死に食らいついていきました。受かったときには、また自分の中で新しいことにチャレンジできる、今までの演劇人生とはちょっと違う、『これはすごいところに立たせてもらうんだ』と…興奮を覚えています」

石丸幹二「日本国内ですと、皆さんは、僕自身がどんな活動をしてきたか大体知っているじゃないですか。でも海外の方はほぼ知らない。そういう方たちの前でお見せする、どんなふうに自分を見せていこうか考えました。これをどんなふうに受け止めてくれてるんだろうかという反応がすごく気になりました。最終的に『受かりました』の返事がくるまでの期間が長すぎて、仕方ないんですが、『ひょっとしたら落ちているのかな?』という不安な気持ちで何ヶ月間は過ごしていました」

向井理「最初はコロナ禍なので映像審査、正直、反応がないので、手応えはないですね。そこから対面になって、『実際にやってみてください』っていうことになり、僕自身としては楽しもうと。そういう経験も久しぶりですし、まして、僕を全く知らない人に見てもらえるというのはすごく新鮮な気持ちでやれて、結果はどうであれ、楽しかったという思いがが強かった。フィジカルトレーニングもやりましたけど、すごくきつくって。でも何か一緒にやれたこと、貴重な体験をさせてもらったなと」

父性を感じるときは?の問いに

藤原竜也「子供たちがいる歳ではありますが、まだまだですが、人の心を捉えるしっかりとしたお芝居を、向き合って。演劇の本質っていうんでしょうか、また助けてくれる素敵な人たちがいるので、助けられて」

石丸幹二「自分の思いが誰かにちゃんと伝わるように、彼自身も、もがきながらも何かを見つけていくところに、リアルな父親を感じます」

向井理「親子関係があまりうまく行ってないっていうところが、一つのテーマになってるので、父親としてもがいている、自分達が出てない時に稽古場で、子供達役のお芝居を見て改めて『この子たちの親なんだな』と」

演出に関する質問、ハリー役の3人について

コナー・ウィルソン「ハリー・ポッターは世界中で知られているとても有名なキャラクター。3人には7冊の本の歴史という題材がある。『ハリー・ポッターとは何者か』と言った時、ある意味において、すごく大きくて答えきれない質問。怒っている瞬間、思いやりのある瞬間、勇敢な瞬間もあれば、欠けているところもあって、さまざまに矛盾しているところがあります。それがこの作品の美しさでもありますし、様々なニュアンスが出てくるところでもあると思います。竜也さん、幹二さん、理さん、全然違うハリーになってくれています。それぞれハリーの違うところをあらわにしてくれていると思っていますし、違うところに集中してくれています。理さんを褒めることになるのですが……(アルバス役の)康平さんがアルバスとハリーのシーンについて話してくれていて、そのシーンの進め方について心配を抱えていたんですね。そしたら、理さんが『シーン自体がモヤモヤしている、そういうシーンなんだから、君のモヤモヤを感じてるってことは正しいんじゃない?』ということを教えてくれていました。3人の役者がアルバス役の父になっていく、お稽古の中で過程を見ています。3人とも全然違うハリーに仕上がってきています」

また、この作品、俳優にとっての大変なところについて。

コナー・・ウィルソン「マラソンのような作品だと。3時間半ノンストップで、ブッ続きでいろいろなことをしなくてはいけない。ウォームアップやトレーニングを通じて、このロングランができるようにしている。特にプリンシパルのみなさんには『終わったたびにヘトヘトに感じていなかったらちゃんと仕事できていないよ』と。すごく大きな課題ですが、皆さん、チャレンジし、果敢に勇敢に取り組んでくれております」

最後に締めの言葉をハリー・ポッター役の3人からお客様へのメッセージ。

藤原竜也「まずは、プレビューに向けて精一杯稽古をしていきたいと思います。気を引き締めて頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

石丸幹二「この舞台はチケットを買った瞬間から始まっています。期待に胸を膨らませて劇場に…待っていてほしいですし、時間はあっという間に終わってしまいますが、それを存分に楽しんでいただけたらと。僕たちも頑張って稽古に励んで参ります。ご期待ください」

向井理「やはり映像では感じられない、実際の僕らの声や活力、パフォーマンス全てが現実の世界で起きているということを改めて、この舞台のストロングポイントを思う存分に感じていただけると…本当にすごい瞬間・シーンがたくさんあります。それと同時にやはり芝居の部分でもすごく丁寧な台本になっています。いろいろなところを楽しんでもらえるようになっていると思いますので、ぜひ、この瞬間を目撃してもらえるよう、これからも稽古に励んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします」

キャスト・スタッフ陣の熱い思い、プレビュー公演は6月16日より。

物語
ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、 かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。
魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。 今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。
そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。 彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!
二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく・・・。

概要
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
日程・会場:
【プレビュー公演】
2022年6月16日(木)~7月7日(木) 全22公演 赤坂ACTシアター
【本公演】
2022年7月8日(金)~12月30日(金) ※2023年1月以降も上演予定 TBS赤坂ACTシアター

※上演時間:3時間30分(予定) 休憩あり

キャスト ※名前の表記はアルファベット順
ハリー・ポッター:藤原竜也/石丸幹二/向井 理
ハーマイオニー・グレンジャー:中別府 葵/早霧せいな
ロン・ウィーズリー:エハラマサヒロ/竪山隼太
ドラコ・マルフォイ:松田慎也/宮尾俊太郎
ジニー・ポッター:馬渕英里何/白羽ゆり
アルバス・ポッター:藤田 悠/福山康平
スコーピウス・マルフォイ:門田宗大/斉藤莉生
嘆きのマートル:美山加恋
ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:橋本菜摘
デルフィー:宝意紗友莉/岩田華怜
組分け帽子:木場允視
エイモス・ディゴリー:福井貴一
マクゴナガル校長:榊原郁恵/高橋ひとみ 他
■舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』公式 Web サイト
https://www.harrypotter-stage.jp

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