おおいた元気横丁 新しい形でオープン 大分

新型コロナの影響などを受け閉店した「おおいた元気横丁」が新たな形でリニューアルオープンします。

おおいた元気横丁は同じフロアに最大8店舗が入るシェア型の居酒屋で、2018年9月に開店しましたが新型コロナの影響でおととし閉店しました。

18日のリニューアルオープンを前に、オープンセレモニーが行われ、関係者らが意気込みを語りました。

新たにおおいた元気横丁を運営するのは飲食店のコンサルティングを行う都内の企業です。

favy 社長室 RaaS 事業責任者
佐藤 正児さん
「リスクを抑えながら飲食業界を盛り上げる。料理人の方がチャレンジする場所として、チャレンジを応援できる場になればと思います」

運営会社はリニューアルしたおおいた元気横丁には出店者を助ける3つの特徴があると話します。

1つ目がモバイルオーダーシステムです。

記者リポート
「席につくとこちらのQRコードが皆さんに届きます。このQRコードを読み取るとメニューが出てきま。スマートフォンを1つで注文でき、お会計をする時もスマートフォンの会計ボタンで会計に進むを押すと、オーダーから会計まで全て完結します。」

2つ目にAIによる電話予約システムです。予約電話に対応する時間を減らし店舗にいる料理人の負担軽減に繋げます。

そして最後が売り上げ連動家賃です。各店舗は毎月売上げの15%を家賃として支払います。売上げに応じた支払いなので業績の悪い月は家賃負担が減る仕組みです。

このほかに出店者は初期費用の安さも魅力だと話します。

出店者インタビュー
「会社ではないので初期費用が安いというのはメリットです。」

客席やホールスタッフを他の店舗と共有することで初期費用を20万円で収めることができます。

18日からリニューアルオープンするおおいた元気横丁は1店舗のみで開始しますが、7月中旬までには新たに2店舗の出店が決まっていて、今後も出店を募っているとのことです。

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