上海の鉄道駅に大勢の客が列、「上海離れ」の声もあるが真相は?―中国メディア

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中国上海市で新型コロナウイルスの感染拡大を受けたロックダウンが続く中、中国メディアの観察者網は、上海虹橋駅に大勢の客が列をなして入る映像が議論を呼んだと報じた。

記事によると、この光景が見られたのは16日午前のことで、あるネットユーザーからは「駅が『上海離れ』の波に見舞われた」との感想が寄せられた。だが、同日午後4時ごろ、駅の外に客の姿はほとんどなく、午後5時ごろに駅構内にある待合室を訪れるとほぼ誰もいない状態で、この日の運行がすでに終わっていることを告げる放送が聞こえてきたという。

記事は「午前中は大勢の客が列に並んで駅に入るのに午後にその姿が見えなくなったのはなぜか」とし、取材に応じた職員や客の話として「最近は切符の枚数に限りがあり、入手は困難。購入できた多くの客は朝早くから駅に駆け付け、中には前の晩に来て駅近くに泊まる人すらいる」と紹介。その上で、「当日の大部分の客が朝、駅に入っていて、これが16日午前に列ができた原因だ」と伝えた。

なお、駅に入る前に当日の切符の他、PCR検査の陰性証明などの確認があり、15日に同駅を出発した人は約6000人、到着した人は約1000人だったという。(翻訳・編集/野谷)