【新日本】『BOSJ』デスペがティタンに勝利後「お前みたいな奴が来てくれると、最高にやってる甲斐があんだよ」

新日本プロレスは5月17日(火)、山形・酒田市国体記念体育館にて629人の観衆を集め、『BEST OF THE SUPER Jr.29』大会を開催した。

『BEST OF THE SUPER Jr.29』
日時:2022年5月17日(火) 17:30開場 18:30開始
会場:山形・酒田市国体記念体育館
観衆:629人

メインではBブロック公式戦が行われ、エル・デスペラードとメキシコCMLL所属のティタンが対戦。

華麗なルチャ殺法を披露するティタンに苦戦するデスペラード。

試合途中、デスペラードがティタンのマスクに手をかけ破る暴挙に出て反撃開始。

粘るティタンもインモルタルでデスペラードを追い込むも3カウントは奪えず。

最後はデスペラードがロコ・モノからのピンチェ・ロコにつなぎ『BOSJ』初戦を白星で飾った。

<試合結果>

▼第8試合 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦
ティタン ×(1敗=0点)
vs
エル・デスペラード 〇(1勝=2点)
13分45秒 ピンチェ・ロコ→エビ固め

試合後、勝利を収めたデスペラードはマイクを手に取り「やっぱすげー、すばらしい、彼が来てくれてよかったよ、なあ?。」と対戦相手となったティタンを称える。

続けて「さんざっぱらデカい口叩いて『SUPER Jr.』始まる前にベルト落としちゃったし、せっかく来てくれたリンちゃんは、いつだ?明日やって明後日、東京でタイトルマッチ。そのあと八戸、頭おかしいとしか思えない日程組んでるよ。でも、そんな日程組んでても来てくれてるんだ。なあ、最高の刺激でお出迎えしなきゃ申しわけないわな!」とリンダマン戦に向けアピール。

最後に「いまから流れる曲は、今年の『SUPER Jr.』で優勝する超刺激的な男のテーマ曲だ。よ~く覚えて帰ってくれよ、じゃあな!」と優勝宣言で大会を締めた。

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<写真提供:新日本プロレス>

■試合後バックステージコメント

ティタン「俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』は黒星スタートとなってしまった。だけど負けて得点が獲れなかったことに落ち込むより、今日の試合を通して得たものを次の試合に活かすほうに目を向けたい。俺は今日の結果を完敗とは思いたくない。俺を成長させてくれるチャンスだって思いたい。今日の結果を受けて俺はもう一段上のステップに上がることが出来る。MUCHAS GRACIAS! 日本のみんなありがとう。応援ありがとう。『BEST OF THE SUPER Jr. 』、最後まで戦い抜くよ。俺は“エル・イモータル”、ティタン」

デスペラード「ああ、痛え! 痛え! 痛え、クソッ! 楽しい! 素晴らしい。ルチャじゃ全然追いつかねえ。いやあ、面白いわ、やっぱあいつ。ティタン、ありがとうよ。来てくれてよ。お前みたいな奴が来てくれると、最高にやってる甲斐があんだよ。あいつは自分のスタイルをメヒコとハポンのミックスドで、“メヒポン”スタイルと呼んでいる。確かにルチャードールがそのまま来ただけじゃな、日本の、あとアメリカのプロレスになかなかフィット出来ないんだけど、あいつはやっぱり考え方が2~3歩先にあるね。素晴らしいよ。でも、悪いけどな、こっち『SUPER Jr』が始まる前にケチついちまってんだよ。ベルト失くしちゃった。で、石森選手がチャンピオンで……失礼、石森チャンピオンが『俺を見てろ』と。そりゃそうだよ。Aブロック、み~んなてめえの敵だ。楽しいだろうな。問題はBブロックだ! リンダマンが、いやあえて言うけどリンちゃんが、インタビューで『地味なブロック』って、俺が思ってたことを言っちゃった。言うんかいって思ったけど、まあ実際そうだ。派手な、ヒロムみたいなタイプがいるブロックじゃねえ。だけどその分な、ねちっこいもの見せられるはずだぜ。なあ、ウィーラー・ユウタ、あとロビー、TJP。あのへんなどは今日も見てて分かっただろ。(自分の右の拳を見ながら)これどこまで通用するかな? 全部ぶち抜いてやる、俺のロコモノで」

<写真提供:新日本プロレス>

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