プロ野球セ・リーグの巨人-広島戦が17日夜、栃木県宇都宮市の清原球場で4年ぶりに行われ、1万4506人のファンが熱戦を楽しんだ。
本県でのプロ野球公式戦は2018年5月22日の巨人-広島戦以来。小山市中久喜3丁目、会社員渡辺賢一(わたなべけんいち)さん(55)、パート諭美(ゆみ)さん(46)夫妻は4年前も観戦したといい「また生で見られるのをずっと楽しみに待っていた」と巨人のユニホーム姿で熱戦を見守った。
試合は巨人が2点を追う九回に集中打を浴びせ、3-2でサヨナラ勝ち。スタンドをオレンジ色に染めた巨人ファンは総立ちになって盛り上がった。さくら市から訪れた公務員神山修也(かみやましゅうや)さん(52)、同渡辺智之(わたなべともゆき)さん(33)は「こんな劇的な試合を見られる事はそうはない。鳥肌が立った」と興奮を抑えられない様子で、選手たちに祝福の拍手を送っていた。