詐欺被害を未然に防いだとして、宇都宮南署は18日までに、ローソン宇都宮針ケ谷1丁目店店長の根本和江(ねもとかずえ)さん(36)に感謝状を贈った。
根本さんは4月13日夜、高額の電子マネーを購入しようとした60代女性に目的を聞いたところ「パソコン画面に『ウイルスに感染した』と表示され、直すため電子マネーが必要」などと話したことから、女性を説得し署に通報した。
根本さんは4年前にも同様の詐欺被害を防ぎ、栃木署から感謝状を贈られていた。
印南浩司(いんなみこうじ)署長から感謝状を受け取り「詐欺がなくなっていないことを実感した。今後も店員一同、不審に思ったら声掛けを実施していく」と語った。