アストロズがアーチ連発で大勝 Rソックス・澤村拓一は1回無失点

【アストロズ13-4レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

アストロズは打線がともに今季最多タイの15安打13得点と大暴れ。2回表にホームラン5本を集中させてビッグイニングを作ると、6号勝ち越し2ランを放ったカイル・タッカーが4回表には7号グランドスラムを放った。一方、レッドソックス打線は13安打を放ちながらも4点しか奪えず、高い打率をいかせない得点力の伸び悩みを露呈。両軍の明暗がくっきりした。ホセ・ウルキディが今季3勝目(1敗)を挙げ、ネイサン・イバルディに今季2敗目(1勝)が記録されている。

初回にアストロズはラファエル・デバースの7号ソロで先制を許したが、直後の2回表にすぐ反撃。ヨーダン・アルバレスが逆方向へのグリーンモンスター越え12号ソロで同点に戻すと、タッカーの6号2ランで勝ち越しに成功した。打線の勢いは止まらず、ジェレミー・ペーニャの7号ソロ、マイケル・ブラントリーの3号3ラン、ユリ・グリエルの3号2ランと圧巻の本塁打攻勢。1イニング5本塁打は史上8度目の記録(イバルディの1イニング5被弾は史上3人目)で、4回表にはタッカーがこの日2本目の本塁打となる7号グランドスラムを叩き込んでダメを押した。

レッドソックスの澤村拓一は5回表に3番手として登板し、大量リードされた場面だったが、力強い投球で無失点に抑えた。奪った2つの三振はいずれも93マイルのスプリッターで、3つ目のアウトもピッチャーゴロをさばき、1回無失点で今季の防御率を3.00としている。

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