林外相、中国軍活動「重大懸念」 食品輸入の規制撤廃も要求

オンラインで会談する中国の王毅国務委員兼外相(左)と林外相=18日(中国外務省の「微博(ウェイボ)」から、共同)

 林芳正外相は18日、中国の王毅国務委員兼外相とのオンライン会談で、空母「遼寧」が艦載戦闘機の発着艦を日本周辺で繰り返すなど活発化する中国軍の活動に対し「重大な懸念」を伝えた。中国が東京電力福島第1原発事故後に導入した日本産食品の輸入規制措置を早期に撤廃することも重ねて求めた。王氏は日米豪印の協力枠組み「クアッド」首脳会合や台湾問題への対応に警戒感を示した。両氏は国際情勢の流動化を踏まえ、意思疎通の強化では一致した。

 遼寧は今月2日に太平洋に入った。沖縄南方で艦載戦闘機やヘリコプターの発着艦が3日以降、連日確認されている。

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