梅雨の出水期を前に日田市天瀬町の住民らが災害時の避難行動などを学びました。
2020年の7月豪雨を振り返えり、出水期に備えようと、2021年から「天ヶ瀬温泉つなぐ会議」が防災学習会を開いています。
17日から19日までに天ヶ瀬地区の温泉街4箇所と、湯ノ釣地区の合わせて5箇所で行われる予定です。
18日は大分大学の防災コーディネーターや地元の消防団も参加し、地図を見ながら当時の動きを振り返り避難経路などについて話しあいました。
住民からは道路の浸水のため指定避難所に行けなかったことなどの課題があがり、その上で、別の避難所の案や
緊急時に利用できる少人数の連絡網などを確認しました。
天ヶ瀬温泉つなぐ会議 大庭正徳さん
「危険なタイミングで避難している人が多かったのでそれを見直して避難勧告がある前とか、
ある時点でしっかり避難できるようにしてもらいたいと思っています」
4月、天ヶ瀬町では100世帯に避難場所や避難のタイミングが記入できるマグネットが配布され、参加者は内容を記入して持ち帰り、災害時に備えています。