【地図記号クイズ】シラカバやケヤキなど幅の広い葉が特徴「〇〇樹林」

旅好きの皆さんの中には、「1日中ずっと地図を眺めていられる」なんて言う人も多いかもしれません。遠い地の景色を思い描きながらの卓上トリップも素敵ですよね! そこでここでは、そんな地図好きさんのために「地図記号クイズ」を連載でお届けします。2万5千分の1の地形図には、全部で134種類の地図記号が設定されているそう。よく知っている記号から、「はじめて見たかも」なレア記号もあるかもしれませんね!

今日の地図記号は「広葉樹林」

円からちょんと横棒の生えたこの地図記号の正解は、「広葉樹林」でした! 広葉樹を横から見た形から、この記号になったそう。

広葉樹林の記号は、木の高さが2メートル以上の幅の広い葉をつける広葉樹がすき間なく生えている所をあらわします。ただし、2メートルより低くても植林している所はこの記号であらわします。

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広葉樹は、被子植物双子葉類に分類される樹木の総称。シラカバやケヤキ、ブナなどが例として挙げられます。平たく幅の広い葉と、たくさんの枝が横に伸びて生長することが特徴です。基本的に寒さや乾燥に弱く、温帯から熱帯の雨の多い温暖な環境を好みます。

番号:88

名称:広葉樹林

適用:1. 広葉樹林とは、樹高2m以上の広葉樹が、密生している地域に適用する。2. 植林地は、樹高2m未満でも適用する。

参考:国土地理院 https://www.gsi.go.jp/top.html

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