米シスコ、通期利益見通し下げ 中国コロナ封鎖やウクライナ情勢で

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[18日 ロイター] - 米ネットワーク機器大手のシスコシステムズは18日、7月に期末を迎える2022年度の利益見通しを引き下げた。中国の新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)やウクライナ情勢の影響を受け、第3・四半期に当たる2─4月期の売上高が予想を下振れた。

株価は引け後の時間外取引で13%急落した。

会社幹部らによると、ウクライナに侵攻を続けるロシアとその同盟国ベラルーシにおける業務停止が増収率を押し下げた。5.5─6.5%としていた通年の増収率見通しは2─3%に下方修正した。

特別項目を除く1株利益見通しは3.29─3.37ドルと、従来の3.41─3.46ドルから引き下げた。

チャック・ロビンス最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会見で「事業環境が複雑化する中、今後数四半期の売上高動向を左右するのは需要よりも供給の安定性になるだろう」と述べた。

同時に発表した第3・四半期決算は、1株利益が0.87ドル、売上高が128億ドルとなった。情報会社リフィニティブがまとめた市場予想は1株利益が0.86ドル、売上高が138億7000万ドルだった。

第4・四半期は1─5.5%の減収を見込む。1株利益見通しは0.76─0.84ドルで、市場予想の0.92ドルを下回った。