マジョルカで「遊びで崖から飛び降りて死亡」の観光客、元サッカー選手だった

5月12日、スペインのリゾート地であるマジョルカで、オランダ人観光客が崖から飛び降りて死亡したと伝えられた。

その事故は、マルグラッツ諸島にある崖で発生したもの。この場所はいわゆる「クリフダイビング」ができるエリアだった。

クリフダイビングは自然の崖を利用したダイビングで、30mの高さから飛び降りて海に着水するレジャーである。

【動画】クリフジャンピング、クリフダイビングと呼ばれるスポーツ

『La Sexta』によれば、今回そのクリフダイビングに失敗して死亡したのが元サッカー選手のムラド・ラムラバッテであったことが判明したという。

ムラド・ラムラバッテは31歳で、かつてオランダ・エールディビジのフィテッセの下部組織に所属していた選手だったそう。

彼は崖から飛び降りて着水することを目指したものの、ジャンプする距離を間違えたため途中で岩に激突。

意識が朦朧としたままで海中に沈んだために泳ぐことが出来ず、そのまま溺死してしまったとのこと。

その場面の映像はボートに乗っていた家族のスマートフォンで記録されており、ここでは掲載しないが衝撃的な場面が報道されていた。

© 株式会社ファッションニュース通信社