Soccer Mommy、6月発売のアルバムから新曲「Bones」を公開

米シンガーソングライター、Soccer Mommyが6月24日にリリースするニュー・アルバム『Sometimes, Forever』からの新たに「Bones」をリリースした。

同作からの先行シングル「Shotgun」と「Unholy Affliction」が既に話題となっているSoccer Mommyだが、アルバムのオープニングを飾る「Bones」は元々、ロマンス・コメディー映画の為に作曲した楽曲とのこと。彼女がとてもこの曲を気に入り映画には提出せず、自身のニュー・アルバムの為に残しておいたそう。「Bones」は90年代を彷彿とさせるダイナミックな展開とバンドの力強さを際立たせるきらびやかなプロダクションが特徴的な、Soccer Mommyの真骨頂とも言える楽曲となっている。

Soccer MommyことSophie Allisonは同曲について以下のようにコメントしている。

「シングル『Bones』は、人間関係の中で自分の嫌な部分と戦っている歌なの。誰かのためにもっと良くなりたいと思いながら、自分自身が自分の邪魔をしているように感じていることを歌っているの」

前作アルバム『color theory』に収録されている「yellow is the color of her eyes」のミュージック・ビデオを手がけたAlex Ross Perry監督(映画『Her Smell』、『Golden Exits』)による「Bones」のミュージック・ビデオも公開された。

 「悲しみも幸せも永遠ではない」というアルバム・コンセプトを掲げており、同作はレトロなサウンド、個人的な動揺、現代社会から影響を受ける障害など、様々なアイディアを統合し、独創性の高い作品となっている。

アルバム・タイトルの『Sometimes, Forever』は、良い感情も悪い感情も循環しているという考え方にちなんでおり、Soccer MommyことSophie Allisonは「悲しみや虚しさは過ぎ去りますが、喜びと同じように必ず戻ってくるのです」と語っている。

ニューウェーブやゴスといったシンセ系のサブジャンルを巧みに取り入れた今作で、Sophieは彼女のビジョンを実現するために、プロデューサーのDaniel Lopatinを起用。一見意外のように見えるこの組み合わせは、実際に作品を聴いてみると、2人のアーティストが同じような創造性を持っていることがわかる。2人は、記憶を呼び起こすメロディーを利用して、影響を受けたものを超越した音楽を作ることに関心を持っている。本作でDaniel Lopatinは無数のシンセサイザーと緻密なアレンジを駆使し、Sophieが行った素晴らしいライブ・テイクを卓越したスタジオ技術でミックスし、壮大な作品に仕上げている。

<アルバム情報>

アルバム『Sometimes, Forever』
発売日: 2022年6月24日(金)

<トラックリスト>
1 Bones
2 With U
3 Unholy Affliction
4 Shotgun
5 newdemo
6 Darkness Forever
7 Don’t Ask Me
8 Fire in the Driveway
9 Following Eyes
10 Feel It All The Time
11 Still

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<バイオグラフィー>

アメリカ、ナッシュビル育ち、ソフィー・アリソンによるソロ・プロジェクト、サッカー・マミー。Tascamのデジタル・レコーダーを買ってレコーディングした楽曲がBandcamp内でバズが起き始め、いくつかのライブか決定、最終的にはレコードの発売契約とともに、2017年賞賛の声を集めたベッドルーム・レコーディングのコンピレーションへの参加を果たした。その後、ベッドルームを飛び出しフルバンドを率いて、初のスタジオ・アルバム『クリーン』を2018年にリリース。2019年には初来日を果たす。2020年にセカンド・アルバム『color theory』をリリース、ビルボード「トップ・ニュー・アーティスト・アルバム」と「オルタナティブ・ニュー・アーティスト・アルバム」の2部門で1位を獲得。第64グラミー賞「最優秀ボックスセット/スペシャル・リミテッド・エディション・パッケージ」にノミネート。今までスティーヴン・マルクマス、ミツキ、フィービー・ブリジャーズ、ケイシー・マスグレイヴスなどと共にツアーを周っている。

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