南京城壁博物館で円明園四大獣首像を展示する特別展

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南京城壁博物館で円明園四大獣首像を展示する特別展

17日、南京城壁博物館に展示された円明園の獣首銅像。(南京=新華社記者/朱篠)

 【新華社南京5月19日】中国江蘇省の南京城壁博物館で17日、円明園獣首特別展が開幕した。「円明園海外流出文化財の返還」をテーマに、北京にある円明園にかつて存在した十二支像噴水時計のうち、保利芸術博物館が所蔵する牛首、虎首、猿首、豚首の4点と清代の宮廷文化財10点を展示する。

南京城壁博物館で円明園四大獣首像を展示する特別展

17日、南京城壁博物館に展示された円明園の牛首銅像。(南京=新華社記者/朱篠)

 円明園の十二支銅像はかつて、同園の西洋建築「海晏堂」の外にあった噴水の一部で、清朝乾隆年間にイタリアの芸術家ジュゼッペ・カスティリオーネの設計をもとに清の宮廷職人が製造した。中国と西洋の芸術の粋を集めた傑作とされたが、1860年の英仏連合軍による侵略で円明園が破壊略奪された際に海外に流出した。これまでに12体のうち7体が中国に返還されている。

南京城壁博物館で円明園四大獣首像を展示する特別展

17日、南京城壁博物館に展示された円明園の虎首銅像。(南京=新華社記者/朱篠)

 南京城壁保護管理センターの馬麟(ば・りん)副主任は、円明園は中国文化と西洋文化の相互学習による建築の代表であり、同展を通じて文化財を間近に理解し、文化財保護に対する情熱を高めてほしいと語った。

 同展の会期は6月19日まで。(記者/朱篠)

南京城壁博物館で円明園四大獣首像を展示する特別展

17日、南京城壁博物館に展示された円明園の猿首銅像。(南京=新華社記者/朱篠)

南京城壁博物館で円明園四大獣首像を展示する特別展

17日、南京城壁博物館に展示された円明園の豚首銅像。(南京=新華社記者/朱篠)