東・西日本 5月末から湿った空気の影響受けやすく 雨の季節早まる可能性も

 気象庁は19日(木)、向こう1か月(5/21~6/20)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は北日本で高く、東日本で平年並みか高い見込み。東・西日本は前線や湿った空気の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は平年並みか多く、向こう1か月の日照時間は平年並みか少なくなりそうだ。

 1週目(5/21~5/27) 沖縄・奄美は、前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べ曇りや雨の日が多い見込み。

 2週目(5/28~6/3) 北・東・西日本の日本海側は、気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べ晴れの日が少ない見込み。西日本太平洋側も前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうだ。

 3~4週目(6/4~6/17) 東・西日本は前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べ曇りや雨の日が多い見通し。一方、沖縄・奄美は前線や湿った空気の影響を受けにくい予想で、平年に比べて曇りや雨の日が少なくなりそうだ。

■参考:平年の梅雨入り

九州南部(5月30日ごろ)九州北部(6月4日ごろ)

四国(6月5日ごろ)中国、近畿、東海(6月6日ごろ)

関東甲信(6月7日ごろ) 北陸(6月11日ごろ)

東北南部(6月12日ごろ) 東北北部(6月15日ごろ)

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