エレクトロニック・フューチャー・バンド、JADHUがニュー・シングル「Behind The Rain」をリリースした。 新メンバーのベースのTomaが加入してからの2作目となる本作は、前作から引き続き音の厚みが増した多幸感溢れるサウンドで、ミドルテンポのスムースなグルーヴに身を委ねたくなるような優美な楽曲に仕上がっている。
今作の特徴でもある80's系譜のノスタルジアな電子サウンドは、まさに雨季の時期にぴったりなしっとりとした質感で鳴り響いている。そこに少しハスキーでビター・スウィートなJの歌声が重なり合った、渋く心地良いファンク・R&B調のサウンドにまとめあげている。 前作の「Face It」のフロアライクなダンスチューンとは打って変わっての、セクシーで滑らかなサウンドになっているが、ウワモノの煌びやかさと重低音の絶妙なパワーバランスの均衡具合も彼らのセンスがずば抜けており、そこも今回の楽曲の魅力だ。
「Face It」についてメンバーTocoのコメント
今回の楽曲は懐かしさと新しさ、エレクトロニックとアナログといった相反するバランスを絶妙な温度感で仕上げました。
ベースの加入によりグルーヴィーかつエモーショナルな雰囲気に磨きを掛けた新しいJADHUのスタイルを感じて下さい。