日本酒「おととい搾り」発売 6月15日から 第3弾は上越酒造生酒 大和飲料

 上越市土橋の大和飲料は6月15日、同社で企画し地元の酒造会社とコラボレーションした日本酒「おととい搾り」の第3弾を発売する。今回は、昨年経営を一新し、通年での醸造を始めた上越酒造(同市飯田)の純米無ろ過生原酒。
 「おととい―」は、酒蔵で搾って瓶詰めした日本酒を鮮度優先で消費者に届けることで、フレッシュさや甘さといった特長を広めるのがコンセプト。
 上越酒造は通年で醸造できる設備を整えたため、6月でも搾りたての酒を出荷することができる。同社の田中一裕専務は「この時季でも搾りたての酒を楽しめることを、多くの人に知ってほしい」と話す。
 酒は、酸味が少なくふわりと吟醸香が漂う。槽(ふね)搾りのため瓶ごとに微妙な味わいの違いがあり「そこも楽しんでもらえたら」(田中専務)。

 バーチャル蔵元見学ツアー、50グラムの酒かす付き。300本限定。720ミリリットル入り2085円(税込み)。地元酒販店、一部スーパーなどで予約販売する。

© 株式会社上越タイムス社