唐招提寺 うちわまき

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 奈良市にある唐招提寺でハート型のうちわをまく伝統行事「うちわまき」が行われました。

 唐招提寺の「うちわまき」は鎌倉時代、寺の復興に尽力した覚盛上人が、蚊を叩こうとする弟子を「自分の血を与えるのも修行である」と戒めた故事にちなむ行事です。覚盛上人の徳を偲んで法華寺の尼僧が、蚊をはらうハート型のうちわを供えたのが始まりだと伝わっており、19日は鐘の合図に合わせて鼓楼から僧侶が約50本のうちわを次々と撒いていきました。

新型コロナの影響で3年連続で、関係者のみで営まれましたが、関係者は様々な願いを込めながら舞い散るうちわに手を伸ばしていました。

参加者

「何とか下に落ちる前に綺麗にキャッチしようと思っていたんですけどなかなか難しいですね。心に思っていることが実現すれば良いなと思ってそれを願っております」

唐招提寺 石田太一執事長

「関係者に限った形で安全第一でつとめさせていただきました。さらに感染が収まりますように、全ての生命が安心して暮らせる世界になれば良いなとそんなことを祈りながら見守っていました」