県立医科大学が研究発表 保健師数と新型コロナに罹患率に関連

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 人口当たりの保健師の数が多い都道府県ほど、新型コロナに感染する人の割合が低いという研究結果を県立医科大学の研究グループが発表しました。 

 この研究は、県立医科大学の県民健康増進支園センターのグループが、都道府県を人口当たりの保健師の数で5つのグループに分け、新型コロナの罹患率との関連を調べたものです。それによりますと、感染の拡大に影響があるとされる高齢者の割合や人口密度などを調整した結果、保健師の数が最も多いグループは最も少ないグループに比べて新型コロナに感染する人の割合が低くなり、その数値は1/5から1/2に及ぶという事です。

なお、人口10万人当たりの保健師の数が11番目に少ない奈良県では、感染者の割合は11番目に高く、研究成果を裏付ける形となっています。

研究グループでは、保健師の多い都道府県では、保健所が積極的に感染経路を特定するなどしてクラスターへの対応が早かったり、日頃の活動で住民の健康意識が高いことなどが考えられる。保健師の人数を増やすことが感染拡大を防ぐ手段として有効である可能性があると話しています。

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