「パンダコパンダ」など配信 未就学児童向け動画配信サービス「こども映画プラス」 6月6日スタート

「パンダコパンダ」 (C)TMS

親子のための映画情報サイトなどを手がけるチャイルド・フィルムが、未就学児童とその保護者に向けた、親子に特化した動画配信サービス「こども映画プラス」を、6月6日よりスタートする。月額利用料は1000円(税込)。

動画配信サービス「こども映画プラス」は、未就学の集中力が短い子どもを対象に、5~30分程度のアニメーションを中心とした短編映画を、毎月約1時間のパックで配信。忙しくて安心して子どもに見せられる作品を選ぶ時間がないという保護者のニーズに応えるため、映画選定のプロの目で、世界中からクオリティの高い作品のみを配信する。ウェブサイト「こども映画プラス」では、発達心理学の専門家が語る「こどもとメディアについて」のインタビュー掲載や、観賞後に子どもと映画に関連した会話や遊びができるようなアイデアをアップする。

6月は、原案を宮崎駿、演出を高畑勲が手がけた「パンダコパンダ」、第81回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した「つみきのいえ」、「岸辺のふたり」「レッド・タートル」のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の「お坊さんとさかな」、第16回広島国際アニメーションフェスティバル国際審査員特別賞受賞作「ワン トゥ ツリー」が配信される予定。

動画配信に先立ち、海外作品の吹き替え版の作成費支援のため、50万円を目標にしたクラウドファンディングを、MOTION GALLERYで実施中。参加者にはレナ・フォン・デーレン監督「小鳥とハチ」のキャラクターのオリジナル鑑賞記録ノート、無料視聴、年間の最優秀作品賞選定委員などの特典がつく。

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