小学3年生が発見 幸せを呼ぶ?「青いカエル」 庄原市  

庄原市の小学3年生が珍しいカエルを発見しました。幸せを呼ぶ!?青いカエルです。

広島ホームテレビの動画・画像投稿サイトに送られてきた写真。

よく見るとアマガエルの体が青みがかっているのが分かります。

写真を送ってくれた庄原市の小学3年生森永結依菜さん(8)。

かごの中を見てみると…

岡森吉宏記者「確かに普通とは少し違った青っぽい色をしたカエルがいますね」

体長2センチほどのこちらのカエル。真っ青というわけではありませんが、一般的なアマガエルと比べると背中の部分が青くなっています。

5月14日、結依菜さんが家族3人で近くの川岸を散歩していたところ、葉っぱでたたずむ青いカエルを見つけました。

森永結依菜さん「座っている感じでいました。すごく青かった…ビックリしました」

大のカエル好きだという結依菜さん。

現在、家で飼育中の青いカエルとはすっかり仲良しになったようです。

森永結依菜さん(8)「ちょっと冷たい。青くて小さいところ(がかわいい)」

ただこんな疑問もあるようで…

森永結依菜さん「餌とかちゃんとあげて葉っぱの上にのぼったら緑色になると思っていたけど、青のままだったからびっくりした」

一体なぜ青いのか?カエルを研究して40年の専門家に聞きました。

広島大学両生類研究センター 三浦郁夫准教授「(皮膚の)一番上にある黄色い色素がないか極端に減っているので、青い光が皮膚の色として見えてしまっている。カエルが成長する過程で黄色い色素が失われているというのは確かなんですけれどもその要因はわかっていない」

「幸せの青い鳥」ならぬ「青いカエル」。

結依菜さんにもこんな幸運をもたらしていました。

森永結依菜さん「運動会のリハーサルで徒競走で1位になった。カエルのおかげだと思う。飼えるだけ飼ってから大きくなったら逃がそうと思う」

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