学術研究・スポーツ振興へ助成 2団体10人に山陽放送財団

越宗理事長(左)から賞状を受け取る受賞者

 山陽放送学術文化・スポーツ振興財団(越宗孝昌理事長)は2021年度の学術研究助成の対象に7人、スポーツ振興助成に2団体3人を選び、19日、岡山市内で開いた授賞式でそれぞれに50万円を贈った。

 式では越宗理事長が「研究者、アスリートの活躍は社会の発展に貢献し、大きな活力を生む。助成金を有効に活用し、さらに飛躍してほしい」とあいさつ。各受賞者・団体に賞状と助成金の目録を手渡した。

 助成は1963年に始まり、今回で59回目。学術研究には10研究機関から41件の応募があった。選考委員の推薦で決定するスポーツ振興助成と合わせた助成の累計は758件、総額3億1585万円となった。

 受賞者・団体は次の通り。(一部敬称略)

 【学術奨励賞】人文社会科学分野 尾関美喜岡山大学術研究院准教授▽理学分野 藤原正澄岡山大学術研究院研究教授▽工学分野 片岡卓也岡山大学術研究院助教▽医歯薬学分野 西村碧フィリーズ岡山大病院医員、平松匡文岡山大病院助教、大橋圭明岡山大病院研究准教授▽農学分野 宗正晋太郎岡山大学術研究院准教授

 【スポーツ振興奨励賞】井原高男子新体操部、大池水杜、中島未莉、原田のどか、オオタフットボールクラブ

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