船上からショーや花火楽しんで 横浜開港祭で特別クルーズ ハンマーヘッド乗り場発着のコースも

「横浜開港祭」で特別クルーズを実施するマリーンルージュ

 開港記念日の6月2日、横浜市西区の臨港パークなどを中心に3年ぶりにリアル開催となる「横浜開港祭」で、特別クルーズが運航される。4月下旬に開業したハンマーヘッド乗り場(同市中区)発着のコースもあり、打ち上がる花火も見どころとなりそうだ。

 ポートサービス(同)は、水上バス「シーバス」で特別クルーズ(大人5千円ほか)を企画した。横浜駅東口、ハンマーヘッド、ピア赤レンガの各乗り場から計3隻が出航するのは今年からの取り組みで、開港祭の光によるショーや打ち上げ花火も船上で楽しむ予定。同社観光船「マリーンルージュ」でも、食事付きプラン(大人1万2千円ほか)を設定している。

 レストラン船「ロイヤルウイング」も横浜港大さん橋国際客船ターミナル(同)を午後6時半に出港する「横浜開港祭特別クルーズ」(大人1万1千円ほか)を3年ぶりに実施。自慢の中華料理バイキングをフリードリンク付きで席で楽しめるという。「開港を祝い、港に感謝する日を船上で過ごしてみませんか」と、乗船を呼びかける。

 両社とも「大型連休中は日常のにぎわいが戻り、客足も回復しつつある。このままイベント開催が続けば」と話している。

 予約・問い合わせは、ポートサービス電話045(671)7719、ロイヤルウイング電話045(662)6125。

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