「バントしなくていいと言ったのに!」プロ野球解説者・山﨑武司のエピソードばなし

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東海ラジオ『山浦ひさしのドラゴンズステーション』(月17:15~19:00)5月16日の放送で、コメンテーターのプロ野球解説者・山﨑武司氏が、自身の「送りバント」に関するエピソードばなしを披露した。これは、5月13日の巨人-中日戦で、巨人の中田翔が、プロ初の送りバントを決めたことを受けての話。

番組パーソナリティの山浦ひさしから「送りバントをしたことは?」と訊かれた山﨑氏は「ある」と答えて、一番の思い出ばなしを披露した。山﨑氏は「オリックス時代の2004年、シーズン前のキャンプ中に、当時の井原(春樹)監督から『(山﨑氏と外国人選手の二人は)バント練習せんでいい。バントはないから』と言われていた。そういう(考えの)監督なんだ思っていた」そうだ。

しかし「開幕して2,3試合目に、コーチのサインを見たら、送りバントだった」とのこと。当時は、伊原監督が三塁のコーチャースボックスに入っていた。そこで山崎氏は、井原監督のところに行って「監督、バントのサインが出ましたけど、間違いじゃないんですか」と確かめた。すると井原監督は「いいから、やれ!」と答えた。

そこで山崎氏は「失敗しますよ」と言ってバントを試みたところ、案の定、失敗に終わった。「そしたら、すぐ代えられた」とのこと。山﨑氏は「俺が全部悪いわけじゃないでしょ?絶対バントはないから、練習せんでいいと言われていたんだから」と続けた。ちなみに、冒頭の中田翔の件については「あれは、原監督らしい」とコメントしていた。

山浦ひさしのドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 17時15分~19時00分

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