【新日本】『BOSJ』デスペラードがTJPを退け開幕2連勝「全部倒して俺が優勝すっからな!」

新日本プロレスは5月19日(木)、青森・八戸市東体育館にて857人の観衆を集め、『BEST OF THE SUPER Jr.29』大会を開催した。

『BEST OF THE SUPER Jr.29』
日時:2022年5月19日(木) 17:00開場 18:30開始
会場:青森・八戸市東体育館
観衆:857人

メインではBブロック公式戦として、エル・デスペラード(1勝0敗)とTJP(1勝0敗)が対戦。

序盤からTJPがデスペラードに果敢に攻め込みむ。

TJPの厳しい攻めに耐えたデスペラードも反撃を開始。

終盤に猛反撃を見せたデスペラードにチャンスが訪れる。

最後はTJPの多彩な技を受け切りデスペラードがピンチェ・ロコで勝負を決めた。

<試合結果>

▼第8試合 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦
エル・デスペラード 〇(2勝=4点)
vs
TJP 〇(1勝1敗=2点)
16分07秒 ピンチェ・ロコ→片エビ固め

試合後、勝利を収めたデスペラードはマイクを手に取り「強いね、やっぱりTJP。凄いよ。リンちゃんが言ってたじゃん、Bブロックは地味だってよ。俺もそのとおりだと思うんだけどさ、見てみたらさ、こんな強いヤツ、ゴロゴロしてるんだもん。Bブロック観にきたアンタら、ついてるよ。」とコメント。

続けて「実際、俺もやるまでは、俺を含め地味なヤツしかいねえなって正直思ってた。すみません。でも、来てみろ、オイ。楽しかったろ?凄かったろ?強かったろ!?これが『SUPER Jr.』だ!この地味でも、派手でも、強くてカッコいいヤツら、全部倒して俺が優勝すっからな!」とマイクを締めた。

➡次ページ(試合後バックステージコメント)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

■試合後バックステージコメント

TJP「(※UNITED EMPIREのタオルを被って、アキラと共にバックステージに現れ、怪しげに笑いながら)デスピー……デスピー……味見させてくれてありがとう。これでお前のタイミング(ペース)が分かった。次回は必ず仕留める。この試合に負けたからといって、大したことはない。お前なんか全然怖くもない。お前はマスクとフェイスペイントで素顔を隠してる……。でも、内側に秘められた俺は、マスクで覆われたお前なんかより何倍も怖いんだよ。俺はお前の本性を知っているし、お前がどこから来たかも知っている。今日でお前の戦い方は分かったから、次からは誰よりも上手くお前とやり合える。『SUPER Jr』はまだ始まったばかりだ。俺は2点獲っている。最後に制するのはUNITED EMPIREだ。だが、俺たちが欲しいのはトロフィー以上のものだ。俺が優勝しても、アキラが優勝しても、それはUNITED EMPIREチーム全体の優勝だ。ウィル、コブ、オーカーン、ヘナーレ、オージーオープン、メンバーの勝利はUNITED EMPIREというチーム全体の勝利に等しい!」

アキラ「その通りだ」

TJP「俺たちが見てるのはトロフィー以上のものだ。それはIWGPジュニアタッグのベルトという宝だ」

アキラ「決まっている」

TJP「“CROWNS UP”」

アキラ「“CROWNS UP”」

デスペラード「(※バックステージに現れるなり寝転んで)ああ、キッツぅ…。顔面ウォッシュって、あんなに痛ぇのな。首バリバリバリつって、その後、右半身痺れたぞ。おっかねえ。あれは禁止すべきだな。まあ、もう俺じゃないから禁止しなくていいや。俺じゃないヤツが食らうんだから。俺の時は使うな。もうリングの上で言っただろう。これ以上何を言おうとしても、残りカスのどうしようもない言葉しか出てこない。ええっと、なんだっけ? 次だ。秋田!ウィーラー・ユウタ。DOUKI相手にあれだけの最後、ホルヘ・スペシャルの取り合いやって、自分の名前をつけた、なんだっけ? シートベルト……なんとか(シートベルトクラッチ)にもっていったのは、ただちやほや持て囃されてるだけじゃないんだなって感想を持ったよ。正直よ、モクスリーに血まみれにされて、それで持ち上げられただけのヤングライオンに毛の生えた程度かなと思ってたんだけど、なかなかどうして、やるじゃないか。思ってたよりは楽しみだ。(※立ち上がって)この後、メインがいくつあったかな?数えるのも嫌で忘れちまったけどよ、俺が全大会締めるぜ」

<写真提供:新日本プロレス>

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