米金融機関、ウォール街以外で採用拡大 人材争奪戦が激化

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[ニューヨーク 19日 ロイター] - 2021年に米金融サービス関連企業が採用した人材の半数以上がニューヨークのウォール街から離れた米国内の都市だったことが、19日公表の調査で分かった。

不動産管理会社JLTの調査によると、フロリダ州オーランド、タンパおよびマイアミ、テキサス州ダラスとオースティン、インディアナ州インディアナポリス、テネシー州ナッシュビル、ワシントン州シアトル、ノースカロライナ州シャーロット、ジョージア州アトランタでの採用が全体の51%を占めた。

ダラスとオースティンでは21年に金融サービス分野が6%成長、働く人の数も50万人近くに達している。

JLTの担当者は銀行の技術職や管理職の人材争奪戦は激しさを増していると指摘。人材確保が大きな課題であり、ウォール街のような従来の金融中心地だけでなく、オースティンのようなハイテク産業が盛んな都市でも人材を確保する必要が出ていると説明した。