おかやまマラソン 感染対策徹底へ 実行委総会で申し合わせ

感染対策の徹底などを申し合わせた「おかやまマラソン」実行委の総会

 11月13日に岡山市内で開催される「おかやまマラソン2022」の実行委員会は20日、同市内で総会を開き、ランナーや沿道応援者らに対する新型コロナウイルスの感染防止策を徹底することを改めて申し合わせた。

 関係者45人が出席。ランナーにワクチンの接種証明やPCR検査などの陰性証明の提示を求めるほか、密状態を避けるためスタート前の更衣エリアは設けず、ウエアを着た上での来場を呼び掛けることを確認した。

 沿道で振る舞う「おもてなし給食」の一つで毎回人気のラーメンについては、ランナーが滞留しないよう会場のレイアウトを工夫すると報告。吹奏楽やチアリーディングが盛り上げる「応援スポット」は規模を縮小することとした。

 大会は2020、21年と新型コロナの影響で中止となっており、実行委の越宗孝昌会長(山陽新聞社相談役)は総会終了後「いろいろな制約はあっても、これまで以上のおもてなしができるよう努力をしていきたい」と述べた。

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