肥薩線の復旧費76億円に

JR九州、7割減も「依然高額」

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 2020年7月の豪雨で被災したJR肥薩線の復旧に関し、JR九州は20日、工事の一部を公共事業と一体的に行うことで同社が負担する復旧費が当初の約7割減の76億円になると公表した。JR九州の負担を軽減するため、国土交通省が鉄橋の架け替えや一部路線のかさ上げを担うと提案しており、改めて費用を算出した。

 沿線の熊本県と国交省が参加し、20日に県庁で開かれた会合で示した。JR九州の担当役員は会合後、取材に応じ「それでも負担は高額だ」と強調。運休中の区間が被災前に年約9億円の赤字だったことを踏まえ「復旧後の持続可能性とセットで考えることが大切だ」と指摘した。