中日戦で2連勝した勢いそのままに、ベイスターズ打線が初回に3点を先制した。
今季初対戦となったヤクルト・高梨から先頭桑原が右翼線二塁打で出塁すると、楠本が手堅くバントを成功。最初の好機でソトが右中間フェンス直撃の適時打を放ち、牧も右翼線への適時二塁打で続いた。さらに、2死からは暴投の間に二走牧が一気に本塁へ生還するなど畳みかけた。
2試合連続の適時打をマークしたソトが「大振りせずコンパクトに捉えることができた。3連戦の頭なので先制することができてうれしい」と言えば、牧は「ソトが先制打を打ってくれたおかげで、楽な気持ちで打席に入ることができた」と仲間に感謝した。
試合前までセ・リーグ1位のチーム防御率2.84を誇っているヤクルトから主導権を握った。