春季関東高校野球大会は21日、栃木県総合運動公園野球場などで開幕し、1都7県の17校が熱戦を展開する。神奈川からは県春季大会優勝の桐光学園(4大会連続9度目)と準優勝の桐蔭学園(9年ぶり14度目)が2回戦から登場する。
桐光は21日に高崎健康福祉大高崎(群馬2位)と、桐蔭は22日に浦和学院(埼玉1位)といずれも同球場で対戦する。
22日に浦和学院(埼玉1位)との初戦を迎える桐蔭学園の主将相沢は、「練習でやってきたことを全て出し切りたい」と真っ向勝負を挑む。
春の選抜大会4強の浦学は、チーム打率4割3厘、防御率0.50と圧倒的な力で埼玉大会を制した。エースの宮城は2試合に投げて10イニング無失点。桐蔭の相沢は「真っすぐや変化球がすごく良い。でも自分たちのスイングできれば大丈夫」と攻略に自信を示す。
両校は毎年春に練習試合を重ねており、相沢は昨年一発を放っている。「春の県大会は選手個々が打撃で役割を果たしてくれていい結果になった。でも個人成績には納得していない。関東大会でもっと精度を高めていきたい」と燃えている。