【ロンドン共同】英国のジョンソン首相は20日、トルコのエルドアン大統領と電話会談し、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請した北欧のスウェーデンとフィンランドが、NATOの同盟にとって貴重な存在になると強調した。
NATO加盟国のトルコはテロ組織と見なすクルド労働者党などを両国が支援していると非難し、加盟に反対の立場を示している。
ジョンソン氏はロシアが欧州の近隣諸国にもたらす脅威を踏まえ、北欧2カ国がNATOに加わる意義を強調。エルドアン氏に、両国やNATOと協力して懸念される問題に対処するよう促すとともに、英国としても支援する用意があると述べた。