クリント・イーストウッドの息子スコット 「ワイスピ」シリーズに復帰

俳優のスコット・イーストウッド(36)が「ワイルド・スピード」シリーズに復帰する。ハリウッドの伝説的俳優クリント・イーストウッドの息子であるスコットは、現在ロンドンで撮影中のシリーズ10作目となる最新作「ファストX」でリトル・ノーバディー役を再演、ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンなど同シリーズのレギュラー陣と共演を果たす。同新作には、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・モモア、ブリー・ラーソンなども出演している。

スコットは2017年のシリーズ8作目「ワイルド・スピード ICE BREAK」にで、規則を厳守する政府の役人役を演じた。劇中ではカート・ラッセル演じる上司のミスター・ノーバディとよく顔を合わせていたが、カートがこの新作映画に復帰するかどうかは不明となっている。

撮影開始からわずか数日後にジャスティン・リンに代わって「ファストX」の監督を任されたルイ・レテリエは、ダン・マゾーと共に脚本も担当。2023年5月に公開予定の同新作のプロデューサー陣には、リン、ヴィン、ニール・モリッツ、ジェフ・キルシェンバウム、サマンサ・ヴィンセントが連なる。

監督を降板したリンはこう語っている。「ユニバーサル社の支持がある中、私は『ファストX』の監督から降板するという難しい決断に至りました。プロデューサーとしてはこの作品に残ります」「10年以上、5本の作品に渡り、私達は最高の俳優や最高のスタント、最高のカーチェイスを撮影することができました」「そして個人的な話ではありますが、アジア系移民の子供として、映画史上最も多様性のあるシリーズを築き上げることに貢献できたことを誇りに思います」「この素晴らしいキャストやクルー、そしてスタジオからの支援、また私を『ワイスピ』ファミリーに迎えてくれたことには一生感謝し続けます」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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