田村淳、東京都の飲食店への時短命令は違法という判決に「もうちょっと早く判決出ればな」

21日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、飲食店への時短命令は違法という判決が出たことに関しての感想を語った。

番組では「今週の気になるニュース」のコーナーで、新聞記者の田崎基氏が新型コロナウイルス対策による営業時間短縮命令を受けた飲食チェーン、グローバルダイニングが、東京都の命令は違憲だとして損害賠償を求めた訴訟について扱った。

東京地裁は、時短命令に関しては、「特に必要であったとは認められない」として違法とする一方、賠償請求は退けた。グローバルダイニングは賠償責任が認められなかったということで即日控訴した。

この件に関して淳は「そもそもね、生意気だなぁ、言うこときかねえなぁってこうやって圧力かけること自体が、当時からなんだろうなって思ってて」と、そもそも時短命令に関して疑問に思っていたと明かし、「あの後からすぐにこの判決にいくと、まだみんな熱量が高いときに『ああ、こういう判決だ』ってなりますけど、だいぶ寝かされるじゃないですか? 1年半? もうちょっと早く判決出ればなって思いますけどね」と、もっと早く違憲の判決が出れば良かったのにと語った。なお、弁護士の島田さくら氏によると、これでも早く判決が出た方だとのこと。

判決を受け、今後は東京都もむやみに時短命令を出せなくなる可能性が高いということで淳は「このニュース、判決を受けて僕たちは、あのとき、これおかしいなって思ったことを今一度思い出して。このニュースみないといけない」とコメント。「この先もこの話題、薄れていくんじゃなくて、ちゃんと、しっかりとみて、東京都とか国が僕たちにどういう制限をかけてくるのかっていうのを含めてね、見ないといけませんね」と今後に注目すべきだとした。

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