【参院選2022】注目選挙区・静岡選挙区!補選で勝利を果たした現職は今回……?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2022年5月20日に公開された動画のテーマは……参院選2022注目選挙区・静岡選挙区

現在予想される顔ぶれと静岡選挙区の情勢について解説します!

【このトピックのポイント】

静岡選挙区は定数2に対して6名が立候補予定

・情勢は自民党の若林氏が先行。現職・山﨑氏は苦戦か

・平山氏は立憲の票をうまく集められるかが当選の鍵

参院選2022 静岡選挙区 予想される顔ぶれ

静岡選挙区は定数2に対して6名の方が立候補を予定しています。

・山﨑 真之輔氏(現職・無所属)
・平山 佐知子氏(現職・無所属)
・若林 洋平氏(自由民主党)
・鈴木 千佳氏(日本共産党)
・堀川 圭輔氏(NHK党)
・船橋 夢人氏(NHK党)

現職2名はどちらも無所属なのが特徴の静岡選挙区

平山氏に関しては当選時に民進党でしたが、その後離党して無所属になった経緯があります。

山﨑氏は2021年の静岡選挙区補欠選挙で当選。

この背景には同年に行われた静岡県知事選挙が関係しています。

もともと、補欠選挙は自民党の岩井氏が知事選に出馬するために、参院議員を辞職したことによるものでした。

岩井氏と現職の川勝氏の一騎打ちは川勝氏に軍配があがり、それに連動するような形で補選も自民党対野党の構図に持ち込まれます。

そこで川勝氏が山﨑氏を応援、さらに静岡県特有のリニア工事の水問題を争点化することで山﨑氏は票を集めていきました。

川勝氏の知事としての知名度と静岡の地域問題をとりあげることで、山﨑氏は党派の垣根を超えて票を獲得。

選挙戦は当初若林氏が優勢と見られていましたが、結果として5万票近い差をつけて山﨑氏が勝利を収めました。

今回の参院選に話を戻しましょう。

JX通信社の情勢調査によると、4月25日時点で自民党の若林氏が先行しています。

補選と似たような構図になってはいるものの、今回は全国で実施される参院選であること、また知事の川勝氏が「山﨑氏を応援しない」と明言していることから、若林氏が先行のまま逃げ切る可能性が高いと見られます。

そうなると2番手が誰になるのか、というのが静岡選挙区の注目ポイントです。

情勢調査では立憲支持層の態度決定者のうち6割が平山氏を支持。

その後立憲としては候補者を立てないことが決定したため、立憲の支持者の多くは平山氏に流れていく可能性があります。

一方で山﨑氏も、静岡選挙区における国民民主党と日本維新の会の選挙協力が白紙化したものの、維新が候補者を立てない見込みが高いため、維新支持者の票も一定数獲得することが予想されます。

平山氏と山﨑氏、どちらにどのように票が動くのか、大いに注目されるところです。

前回・前々回の参院選結果

最後に前回・前々回の参院選の結果を振り返っておきましょう。

前回(2019年)

2019年の参院選では、自民党と国民民主党が当選を果たしています。

榛葉氏は現在幹事長も務める党のベテランですが、立憲が対立候補として静岡と縁が深い徳川宗家19代目の徳川家広氏を擁立したことで、非常に注目を集めた選挙でした。

前々回(2016年)

今回改選を迎える2016年の参院選の結果がこちら。

自民と民進で票を二分する結果となりました。

岩井氏はこの後、2021年静岡県知事選挙に立候補するも敗退。

2022年3月に東伊豆町長選挙に立候補し、当選しています。

動画本編はこちら!

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