男性の超音波検査結果に「子宮」=妻が指摘、病院側がミス認める―中国

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2022年5月19日、中国メディアの九派新聞は、湖南省の病院が健康診断を受けた男性に別の女性の超音波検査結果を渡すトラブルがあったと報じた。

42歳と健康が気になる年頃の男性、唐(タン)さんは6日、湖南省永州市の病院で健康診断を受けた。検査結果はすぐに出ず、1週間待つ必要があると言われ「この病院は信頼できる」と思った唐さんに検査結果が届いたのは12日のことだった。検査結果の書類に大ざっぱに目を通して問題なさそうだと思った唐さんは検査結果を妻に見せた。すると程なく妻から「どうしてあなたのお腹に子宮があるのよ」と言われた。

妻に言われてようやく超音波検査結果に「子宮前位、形状は規則的」と記載されていることに気づいた唐さんだったが、この時はまだ検査結果が自分のものだと信じて疑わず「怪病にかかったと思い込んだ。検査結果を何日もかけてチェックしているのだから信頼できると思っていた。友人も、病気なら早く治療した方がいいと言った」と当時の心境を振り返っている。

そして、検査を受けた病院に問い合わせてみると、スタッフから「記録員がミスをし、1人前に検査を受けた女性の結果をコピーしてしまった」との回答があった。「怪病」ではなかったことに胸をなでおろした唐さんは、同時に「この病院も信頼ならない」と思ったという。

病院側は「当日は検査を受けた人が午前中だけで62人ととても多く、このようなミスが起きた」と釈明するとともに、当事者の記録員については1カ月の減給処分としたことを明かした。処分を受けた記録員は、ストレスによりすでに自ら退職したという。

病院を経営する会社の株主である企業は過去にもトラブルを起こしており、2016年には資格を持たないスタッフを調剤作業に従事させたとして行政処罰を受け、19年には診療規則を守らず医療事故を起こして罰金処分を受けていた。(翻訳・編集/川尻)