9日限定!クジャクの切り絵の御朱印 羽を広げたクジャクが出迎え、さいたまの神社で頒布 6月の絵は

見事な羽を広げたクジャクの雄

 埼玉県さいたま市岩槻区宮町の久伊豆神社のクジャクが美しい羽を広げ、参拝に訪れた人たちの目を楽しませている。

 同神社で飼育しているクジャクは15羽で、羽を広げるのは雄の求愛行動。春日部市から来た40代の女性は「今年も見られて良かった。広げた羽の先を通ろうとする雌のために羽をよける配慮も見られる。自分の羽の幅が分かっているようだ」と話していた。

 同神社権禰宜(ごんねぎ)の馬場裕一さんは「昭和13年3月9日に朝香宮鳩彦王(あさかのみややすひこおう)殿下が下さった3羽のクジャクの子孫です。その日にちなみ、9日限定でクジャクの切り絵の御朱印を頒布しています」と話す。6月9日の切り絵は、参道や境内の木々と調和した緑色のデザイン(初穂料1500円)。

 クジャクが羽を広げるのは7月上旬ごろまで。

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