島袋伊江村長が死去 69歳 自宅で倒れる

 【伊江】伊江村の島袋秀幸村長(しまぶくろ・ひでゆき)が21日午後9時39分、村西江上区の自宅で死去した。69歳。村が22日発表した。死因は調査中。20日は通常業務に当たり、午後から本島に出張。21日に帰宅した後、倒れているところを家族が発見し、死亡が確認された。当面の間、名城政英副村長が業務を代行する。告別式などの日程はまだ決まっていない。

 村は22日午前に緊急の庁議を開き、名城副村長が島袋村長の死去を報告し、今後の対応などを協議した。名城副村長は「突然の訃報に驚きがく然としている。現実として受け止めがたく気持ちの整理がついていない。これまで村政に対してご支援いただきました皆さんへ感謝申し上げ、村長のご冥福をお祈りする」とコメントした。

 島袋村長は村西江上区出身。琉球大学法文学部卒業後、77年に村役場に入り、総務課長、副村長などを歴任した。2013年の村長選で無投票で初当選。21年4月から3期目。

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