「侍が恋するパン屋」オープン 矢掛、原材料や製法にこだわり

「侍が恋する生食パン」(左)と「感動の赤肉メロンパン」

 江戸期の宿場町の風情を伝える岡山県矢掛町中心部に、高級生食パン店「侍が恋するパン屋」(同町矢掛)がオープン。原材料や製法にこだわったパンが人気を集めている。

 メインは2商品。素材の味が引き立つ湯種製法を採用し、卵や蜂蜜を使わず北海道のブランド小麦、牛乳などで作った「侍が恋する生食パン」(1斤980円)と、北海道の赤肉メロン果汁を生地に練り込んだ「感動の赤肉メロンパン」(1個330円)。どちらも、とろけるような食感が特徴という。

 店は、近くの人気イタリア料理店のオーナーシェフ宮崎雄介さん(42)が開いた。2商品を含め、パイやマリトッツォなど計9商品を並べる。「この店だけの味にこだわり、食べて感動してもらえる商品を展開していきたい」と宮崎さん。

 問い合わせは同パン店(080―7183―6080)。

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