アルホルチン草原の遊牧、世界農業遺産に認定 内モンゴル自治区

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アルホルチン草原の遊牧、世界農業遺産に認定 内モンゴル自治区

 【新華社フフホト5月22日】中国内モンゴル自治区農牧庁などの部門はこのほど、同自治区アルホルチン草原の遊牧が国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産(GIAHS)に認定されたと明らかにした。

 世界農業遺産科学助言グループが17~19日に会議を開き、アルホルチン草原の遊牧のほか、福建省の安渓鉄観音茶文化、河北省渉県の旱作石堰段々畑を認定した。

 アルホルチン草原は中国で初めて世界的な遊牧農業遺産認定を受けた地域であり、持続可能な牧畜と脆弱な牧草地の管理において模範となっている。地元の牧畜民は草原の脆弱性に対応するため、常に放牧地を替えて植生を保護し、水資源を合理的に利用して土地の劣化や過放牧を避けるとともに、肉やチーズなどの安定供給を実現しているという。

 同草原は比較的大規模かつ保存状態の良い原生草原遊牧地域で、地元の人々は一貫して遊牧による生産、生活様式を維持してきた。

 FAOが現在認定している世界農業遺産は計65カ所で、うち18カ所が中国にある。(記者/李雲平)