当て逃げされた男性、相手の車を追い掛け通報…運転していたのは酒気帯びの会社員 明け方4時の追跡劇

吉川署=埼玉県三郷市上彦名

 埼玉県警吉川署は22日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で、三郷市彦糸1丁目、会社員の男(31)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は同日午前4時5分ごろ、同市彦音2丁目の県道で、酒気を帯びた状態で軽自動車を運転した疑い。

 同署によると、男は40代男性が運転する普通自動車に当て逃げし、追跡した男性が110番した。同署員が駆け付けたところ、男から酒の臭いがしたため飲酒検知を行い、呼気から1リットル当たり0.3ミリグラムのアルコールが検出された。

 男は「お酒を飲んで運転したことは間違いない」と容疑を認めているという。

© 株式会社埼玉新聞社