広島では号外も サミット開催決定は”朗報” 「被爆の実相受け止めて」被爆者

日米首脳会談後の共同記者会見で岸田総理は、来年のG7=主要7か国首脳会合を広島で開催することを表明しました。

広島では地元紙の号外も配られています。

RCC

RCCの取材に広島県被団協の箕牧智之理事長は、「被爆者としては朗報と受け止める」としたうえで、「原爆資料館の見学や慰霊碑への献花をするなら、ただのセレモニーでなく、被爆の実相をきちんと受け止めて欲しい」と述べました。

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日米首脳会談後の共同記者会見で岸田総理は、来年のG7=主要7か国首脳会合を広島で開催することを表明しました。

岸田総理はかねてから地元である被爆地・広島市で首脳会合を開催し、「核兵器のない世界」の必要性を世界に発信したい考えを持っていました。そして、アメリカやイギリスなどの核保有国に対し、水面下で広島開催への理解を得るための調整を進めていました。

一方、アメリカのバイデン大統領は、広島開催について「歓迎する」と述べました。

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