留置場内男性死亡 死因は窒息死

 県警は5日、浦賀署の留置場で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡した無職男性(69)の死因について、司法解剖の結果、気道閉塞(へいそく)による窒息死だったと発表した。県警は自殺とみている。

 県警留置管理課によると、男性は横須賀市内のファミリーレストランで無銭飲食をしたとして、3月30日に詐欺の疑いで現行犯逮捕された。1日午後6時5分ごろ、居室内でトランクス型のパンツを口にくわえ、その上から手で覆ってあおむけで倒れているのを同署員が発見。約15分前の巡回時に異常はなかったとしている。

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