ダイアモンド✡ユカイが心霊研究家役で「パンドラの果実」に出演

日本テレビ系連続ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」(土曜午後10:00)の本日5月28日放送・第6話に、ダイアモンド✡ユカイが出演することが分かった。

ディーン・フジオカが主演を務める本作の原作は、中村啓氏の「SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦」(光文社文庫)。最愛の妻を亡くした警察官僚・小比類巻(ディーン)と、科学界を離れた天才科学者・最上友紀子(岸井ゆきの)が、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当し、科学犯罪対策室に託された法整備や警察機構の対応が追いついていない“不思議で不可解な事件”を、科学捜査ではなく、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。日本テレビ×Huluの共同製作ドラマとして、4月の地上波放送はSeason1・全10話で完結。その後、HuluオリジナルのSeason2・全6話が独占配信される。

ユカイが演じるのは、人気心霊研究家の通称・スワニーこと諏訪直人。諏訪は「金縛りや幽霊は幻覚」という最上に対し、見解で真っ向からぶつかることとなる。

「久しぶりのドラマ出演なので、台本はじっくり読ませていただきました。ストーリーの結末が見る人に委ねられる内容になっていて、それがとても興味深かった。スワニーこと諏訪直人の登場のシーンと最後のシーンの表現の振り幅が大きいなあと思った」というユカイは、演じた諏訪の人物像について、自ら経歴を作成したそうで、「諏訪神社の次男・早慶大学物理学科中退。バレエを習っていた妹の突然の死からアメリカへ単身旅行。リーンカーネーションやヒッピー文化を研究。帰国後はオカルト作家になる。趣味アーチェリー、クラシックギター、独身」と想像のプロフィールを紹介する。

共演した3人については、「ディーンさんは、若くて聡明でいろんな分野で才能がある人だけど、実はひょうきんな一面を持っている。ボソボソと話すセリフ回しが若き日のクリント・イーストウッドみたいでカッコいい人。岸井さんは、純粋で真っすぐな性格だけど、演技は実は繊細でセンスがいいね。そして、ユースケ(・サンタマリア)さんは、実は根っからの俳優さんだなと思った。どっからでも引き出しがある怪優。楽屋裏でも話題が尽きずに、さまざまなことを俺たちは語り合った」とそれぞれの印象を語った。

また、現場では、「スワニーになるために俺のしたアドリブを、みんなが笑いころげ現場が、底抜けに脱線してしまったこと」が楽しかったと振り返り、今回、心霊研究家を演じてるが、自身は「35年くらい前の話だけど、実際に幽霊らしき存在と遭遇したことがある」そうで、「もちろん霊魂の存在は信じている」とコメントしている。

第6話では、科学犯罪対策室は幽霊を科学的に解明できるのか? 刑事局長で警視監の島崎博也(板尾創路)の命令で、小比類巻と最上はテレビ出演することになる。世の中に起きている不可解な現象を科学的に読み解く番組で、2人は科学の専門家として心霊現象の謎を解明するという役割を任される。

真夜中に幽霊と遭遇したという刑事・長谷部勉(ユースケ)は、最上に幽霊の正体は金縛りと幻覚だと一蹴される。しかし、スワニーからは幽霊とシンクロしているとあおられる。幽霊は本当にいるのか!? 廃ホテルに現れる幽霊“土竜の間の幸子さん”をめぐり、科学犯罪対策室の解散を懸けて対決する。

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