観光の需要喚起策みやぎ宿泊割キャンペーン 期間を6月末まで1カ月延長 宮城県

新型コロナで冷え込む観光業の需要喚起策、宿泊割キャンペーンについて、宮城県は5月末までとしていた実施期間を6月末まで延長することを決めました。

2021年10月から始まった県の宿泊キャンペーン、みやぎ宿泊割は対象となる県内の宿泊施設を利用すると、1人1泊当たり最大5000円を割り引き、飲食店などで使える最大2000円分の地域限定クーポンが付きます。

実施期間は5月末までの予定でしたが、県は1カ月延長します。

対象は感染拡大防止に配慮して、北海道と東北地方の住民に限っていて、宮城県民が泊まれる宿も同じエリアです。

村井知事「私としては少しエリアが狭いのではないか。できれば全国一律というのが難しいのであれば東日本ぐらいまで広げていただきたい」

村井知事は県民割について「対象エリアを拡大すべき」との考えを示し、全国知事会を通じて国に要望していくことを明らかにしました。

観光需要の喚起策を巡っては、自民党が5月に新たなGoToトラベル事業を早期に開始することを提言するな、ど政府での議論が本格化しています。

© 株式会社東日本放送