柴田理恵etc.出演「月虹の宿」8月上演

“自分の最期を自分で決めちゃいけないの?”柴田理恵、ゲスト、日穏-bion- 第15回公演最新作は、古びた温泉街の老舗旅館を舞台に繰り広げられる『命』をテーマにした人情ドラマ。昨年コロナ禍で中止になった舞台のリベンジ公演となる。

主催より
2020 年 7 月、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した女性から依頼され薬物を投与して殺害したと して、嘱託殺人容疑で医師二人が逮捕されました。日穏-bion-主宰の岩瀬は、この事件について周 りの人と議論を重ね、改めて「死」に対する考え方は千差万別である事に気づかされたと言います。 特に日本では死について語る事はタブー視される傾向にあるため、死に向き合うことなく、安楽死 を安易に否定する人が少なくありません。その一方で、ある難病患者は死と向き合い、「死を意識 する事が生きる糧になり希望になる」と語ります。人は必ず死を迎えます。「いかに生きるか」と 同じくらい「いかに死ぬか」にも向き合いたいという岩瀬の想いがこの作品作りのきっかけでした。
「月虹の宿」は「命」をテーマに、バラエティ番組やドラマでもおなじみの柴田理恵さんをはじめ、 魅力的な役者陣が、難病患者とその家族の物語を描きます。岩瀬は「日本国内の自殺者数は年間2 万人を超えており、そのうちの7人に1人は病気が原因で自らの命を絶っていると言われています。 自殺と安楽死の違いは何なのか?尊厳死とは?残される家族の思いは?このような疑問を投げか ける事で、この作品を観終わった後、「死」について家族や友人と語り合い、「生きる」事の意義を 再確認するきっかけになれば嬉しい」と語ります。

◇ストーリー
舞台は古びた温泉街に立つ老舗旅館。苦しい経営状況が続いており、亡き両親から跡を継いだ長男 の亮太と、長女で助産師の加代子は頭を抱える日々。 ある日、長年海外で生活していた次女の真希が娘を連れてやって来る。久しぶりに兄弟が顔を合わ せ楽しい団らんのはずが、真希の帰国理由を聞いて愕然とする加代子と亮太。果たして真希が帰っ てきた理由とは…。

劇団について
「日穏-bion-(びおん)」は2008年旗揚げ、今年で 14 年目を迎える日穏-bion-(びおん)は、たんじだいごが演出を担当するプロデュース劇団。岩瀬顕子が企画・脚本・出演、戦争や差別、介護問題など社会問題を背景に、笑えて泣けて心が温まる作品を上演。

概要
団体名:日穏-bion-
作品名:『月虹の宿―げっこうのやどー』
日程・会場:
2022年8月5日(金)~14日(日) シアターアルファ東京
2022年8月19日(金)~20日(土) 栃木県総合文化センターサブホール
2022年8月26日(金)~28日(日) 富山県民小劇場ORBIS
企画・脚本:岩瀬顕子
演出:たんじだいご
出演
柴田理恵、内浦純一、岩瀬顕子、剣持直明(劇団だるま座)、
伊原農(劇団ハイリンド)、中島愛子(劇団張ち切れパンダ)、
清水ひとみ(ワハハ本舗)、小林大輔、種村愛、たんじだいご

公式HP:http://bion.jp
ツイッター:@_bion_
フェイスブック:facebook.com/geki.bion

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