「脱マスク」は進む? 大分

政府は先週、マスク着用の条件を緩和すると発表しました。また、未就学児の着用は一律に求めないとしています。「脱マスク」は進むのでしょうか。

街の人:
「まだしばらくは付けますね、怖いので。人の目が嫌だなと思うので」
「熱中症が心配なので人との距離が保てればしなくてもいいかなと」

 厚生労働省によりますと、新しい基準では、屋外で人との距離が2m以上離れている場合や、屋内でも会話がほとんどない場合はマスクの必要はないとしています。

 一方で、2歳以上の未就学児については、今年2月にオミクロン株の拡大を受けてマスク着用が推奨されていたものの、今回は「一律に求めない」としました。
 これについて別府市の小児科医は、子どもへのマスク着用の新たなルールについて妥当な判断だとし、着用を強要してほしくないと話します。

矢田こどもクリニック 矢田公裕院長:
「基本的には正しいというか、もっと早くやってもらったら良かったかなという気がしています。(保育園などで感染する)危険度はゼロではないですが、子どもにはフリーで過ごせるような環境を作りたい」

 子どもを持つ保護者は・・・

 親子:
「(子供には)外すように言ってます。学校の行き帰りとかは特に」
「人の多いところではマスクを着けさせるようにしていて、外ではたまに外してもいいよと」

 県は、今回の政府の発表を受け、24日にマスク着用に関して見解を発表するということです。

© 大分朝日放送株式会社