埼玉県などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに820人確認したと発表した。県によると、60～90代の女性4人が死亡した。新規感染者が千人を下回ったのは16日の952人以来7日ぶり。感染者の内訳は、県発表が578人、さいたま市29人、川口市136人、川越市32人、越谷市45人。
これまでに確認された感染者は54万2710人（チャーター便帰国者含む）、死者は1563人（23日午後7時現在）。
22日夜時点の重症者は0人、感染者の入院は372人、ホテル療養414人、自宅療養8414人。退院・療養終了は52万9895人。
県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～90代の男女723人。うち、みなし陽性は9人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認された4施設で1～3人が感染した。また新たに2施設で9、15人が感染した。会食で感染したとみられるのは30～70代の男女3人。ワクチンを3回接種していたのは10～90代の男女150人、2回接種は10～90代の男女187人だった。
県教育局によると、県立学校7校で児童生徒14人が感染し、学級閉鎖を9件実施した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～60代の男女29人。30人以下は1月6日以来、4カ月半ぶり。
川口市によると、未就学児から80代までの男女136人が感染。1保育園で園児1人が感染し、当分の間の一部休園になった。
川越市によると、未就学児を含む10歳未満～80代の男女32人の感染を確認した。
越谷市によると、感染が判明したのは、10歳未満～90代の男女45人。
