バイデン米大統領の台湾発言に断固反対 中国外交部

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バイデン米大統領の台湾発言に断固反対 中国外交部

記者会見に臨む中国外交部の汪文斌報道官。(資料写真、北京=新華社配信)

 【新華社北京5月23日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は23日の定例記者会見で、バイデン米大統領が訪日中、(中国の)大陸が台湾に行動を起こせば、米国は軍事介入する考えを示したことについてコメントを求められ、次のように答えた。

 中国は米国の発言に強烈な不満と断固反対を表明する。世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の一部だ。中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法政府である。これは国際社会の共通認識であるとともに、米国の中国に対する政治的約束でもある。台湾問題は中国の内政であり、いかなる外からの干渉も許さない。主権や領土保全という核心的利益に関わる問題で中国に妥協や譲歩の余地はまったくない。いかなる者も中国人民の国家主権と領土保全を守る強い決意、確固たる意志、強大な能力を過小評価してはならず、14億の中国人民と対立する側に立ってはならない。

 われわれは米国に対し、「一つの中国」原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定を厳守し、「台湾独立」を支持しないという重要な約束を守り、台湾問題で慎重な言動を心掛け、「台湾独立」勢力にいかなる誤ったシグナルも送らないことで、台湾海峡の平和と中米関係に生じる深刻な損害を避けるよう促す。中国は必ず断固とした行動で自らの主権と安全保障上の利益を守る。われわれは言ったことは必ず実行する。