【DeNA】さあ「横浜反撃」 今永、浜口、三嶋…離脱メンバーが続々復帰 交流戦へ好材料、新たな局面に

交流戦に強い横浜DeNAの浜口=3月16日、神宮

 巻き返しの契機となるか─。横浜DeNAは、本拠地・横浜スタジアムでパ・リーグ2位のソフトバンクを迎え撃つ。現在、負け越し6でセ・リーグ5位に沈むが、新型コロナウイルス感染や負傷で離脱していたメンバーが続々と復帰。好材料ととともに、新たな局面へ向かう。

 チーム防御率は12球団ワーストの4.26(23日時点)。昨季から続く歯がゆい現状に木塚投手コーチは、「出してはいけない出塁や防げる長打があった。防げるものは防ぐ」と引き締める。

 ただ、明るい要素も少なくない。負傷で開幕不在だったエース今永が17日の中日戦で3年ぶりの完封勝利。交流戦では昨季、防御率1.42と抜群の安定感を見せており、獅子奮迅の働きをしてくれそうだ。

 パ・リーグ打線に無類の強さを誇る浜口が戻るのも追い風だ。昨年の交流戦では完封を含む2勝を挙げ、防御率0.90はトップタイだった。救援陣では右肩の張りのためファームで調整中の三嶋が、22日にイースタン・リーグで登板しており、1軍復帰に期待がかかる。

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